【1歳から読んであげたい絵本】『まてまてももんちゃん』(24ページ、1分20秒)
子供に絵本、読んでますか!?
今日は、『まてまてももんちゃん(とよたかずひこ)』をご紹介します。
21cm×19cm(たて×よこ)
この本の星評価は次のとおりです!!
・リズムの良さ ★★★
・想像力のかきたてられ度 ★★★
・実用度 ★★★
リズムがいいっ!
「まてまて~、ももんちゃん」
「とっとことっとこ、ももんちゃん」
という2文を軸に、軽快なリズムでお話が進んでしていきます。
とっとことっとこ走るももんちゃん、かわいいです。
想像力がかきたてられる展開
この絵本、大人が読むと、「え?どういう話??」となるかもしれません。
原っぱを走るももんちゃんを、あめつぶさん、かえるさん、ペンギンさん、きんぎょさんがおいかけて、つかまえようとするのですが、ももんちゃんがとっとことっとこ走って逃げ切り、最後はももんちゃんがお母さんをつかまえる、というストーリーです。
・あめつぶ、かえる、ぺんぎん、きんぎょというキャラクターを選んだ意図
・なぜ、ももんちゃんは追われているのか
・序盤にのみ登場する曇り空の意図
・なぜ、きんぎょが走るのか
・ももんちゃんに逃げ切られたかえる、ぺんぎん、きんぎょの何とも言えない微妙な表情
・・・などなど、よく分からない部分が多いのですが、そんな細かいことは子供にとってはどうでもいいようです。
ただ、大人が作者の意図を考えようとすると、色々と想像が膨らむと思います。
実用度が高い
実用度と言っていいのかよく分かりませんが。
1~2歳の頃から歩いたり走ったりするようになって、気が付くと親から離れてどこかへ行ってしまうこと、ありますよね。そんなとき、「まてまて~、ももんちゃん」と言いながら追いかけると、子供はきゃっきゃと大喜びです。
大喜びした結果、子供はまた追いかけてほしくて逃げて行っちゃうので、大人の体力は削られますが・・・。
今宵のおやすみ前は、こちらの1冊でいかがでしょうか。
ではまた!