【1歳から読んであげたい絵本】『しろくまちゃんのほっとけーき』(20ページ、1分20秒)
子供に絵本、読んでますか!?
今日は、『しろくまちゃんのほっとけーき(わかやまけん)』をご紹介します。
19.5cm×21cm(たて×よこ)
しろくまちゃんは・・・かわいいのか?
私の、しろくまちゃんとの初対面の印象は、
なんか無表情・・・
なんで目が充血してるの・・・
・・・・・・か、かわいいのか?
でした。
でも、不思議なもので、わが家の長女そそそがこの絵本をすごく気に入って、毎日読んでいるうちに、しろくまちゃんがめちゃくちゃかわいく見えるようになりました。
今となっては
「お母さんが並べたフライパンやおさらを興味深く見るしろくまちゃん」
「たまごを割ってしまって気まずそうなしろくまちゃん」
・・・などなど、どのしろくまちゃんも、表情豊かに見えてしまっています。
ちなみに、先ほどの表紙のしろくまちゃんは
「焼きあがったホットケーキを見ているとよだれが出てくるのはなんでだろうと考えるしろくまちゃん」
ですね。
知名度、半端ない!
こぐまちゃんシリーズは、第1作目の「こぐまちゃんおはよう」が1970年に発行され、40年以上にわたり売れ続ける名作です。
こども園の先生、幼児教育や保育に携わる人で、知らない人はいないのではないかと思うほど、有名です。
元々は、こぐまちゃんが主人公で、本作はスピンオフ的な位置づけなのですが、このしろくまちゃんは、ユニクロのUTにも採用されるほどの人気で、こぐまちゃんを超えている感すらあります。
( わが家の次女ずーず愛用のしろくまちゃんTシャツ。これまたえらいエイジングしとる・・・。)
知育度、半端ない!
しろくまちゃんは、お母さんと一緒にホットケーキを作って、こぐまちゃんと一緒に食べて、こぐまちゃんと一緒に後片付けをします。
なんだか、教育上良さそうじゃありませんか?
また、個人的にこの絵本のクライマックスは、フライパンで生地が焼けていく様子を描写した見開き2ページなのですが、これがまた、なんとも形容しがたいほど適格な表現で描写されています。
パンケーキを焼いたことのある方ならお分かりいただけると思いますが、まさに、パンケーキが焼けていく様を見事に描写していますので、実際にパンケーキを焼く際にも、この見開き2ページを思い出せば、上手にほかほかのホットケーキが焼きあがること間違いなしです!
これを読むと、週末にパンケーキ食べたくなること必至ですのでご注意を!
今宵のおやすみ前は、こちらの1冊でいかがでしょうか。
ではまた!