【0歳から読んであげたい絵本】『だるまさんが』(20ページ、45秒)
子供に絵本、読んでますか!?
今日は、『だるまさんが(かがくいひろし/さく)』をご紹介します。
18cm×18cm(たて×よこ)
この本の星評価は次のとおりです!!
・絵のかわいさ ★★★
・笑わせやすさ ★★★
・読みやすさ ★★★
だるまの絵が純粋にかわいい
クレヨンで描いたようなタッチは、やさしくてかわいくて、それでいてコミカルでシュールです。
子供の食いつきも上々ですよ。
壁に向かって9年座禅して、手足が腐ったという伝説の達磨大師を、見事なまでに昇華させてますね!
なんだその赤らんだほっぺは!えらくかわいいじゃないか!
子供がむちゃくちゃ喜ぶ
2ページの見開きで「だ・る・ま・さ・ん・が」と振っておいて、次の2ページ見開きで「どてっ」とだるまさんが転んだりしてオチがつくので、とてもテンポよく読めます。
また、「どてっ」のところを、オーバーめに読んで、ちょっとこけるようなアクションをつけると、子供はきゃっきゃ、きゃっきゃと大喜びです。
45秒で読める
子供が絵本を気に入ると、延々と繰り返される「もっかいよんで!」攻撃。
大人にとっては、まさに無限地獄ですよね・・・。
そんなときも、1回が45秒で終わるので、区切りを付けやすいと思います。
「あと1回だけ読もうね」と読む前に約束しても、読み終わるころにはその約束はかなりの確率で忘れ去られますが、それでも、これを何度か繰り返すと、いつのまにか満足してくれる気がします。
それに、読んでいるうちに、大人がすぐに覚えてしまうので、絵本を見ずに楽な姿勢で読んであげられる、というメリットもあります。
楽な姿勢で読めるということは、つまり、大人の寝落ちの可能性が高まるということですが・・・。
ちなみに、筆者の長女そそそがこの絵本を気に入り過ぎて、絵本をしがみまくった結果、ページによっては角がエイジングしまくってます。
私が買ったもので、「2012年2月1日 第155刷発行」とありますので、とんでもないロングセラーですね。
『だるまさんが』は「かがくいひろしのファーストブック」という三部作の第1弾で、ほかに『だるまさんの』と『だるまさんと』もあります。
うちの子供は『だるまさんの』も大好きでしたが、なぜか『だるまさんと』にはそこまで食いつきませんでした。
今宵のおやすみ前は、こちらの1冊でいかがでしょうか。
ではまた!