【0歳から読んであげたい絵本】『ごぶごぶ ごぼごぼ』(18ページ、45秒)
子供に絵本、読んでますか!?
今日は、『ごぶごぶ ごぼごぼ(作:駒形克己(こまがたかつみ))』をご紹介します。
20cm×19cm(たて×よこ)
この本の星評価は次のとおりです!!
この記事の後半に、「絵本は、いつから読んであげればいいのか」についても書いています。
名作ですっ!
お近くの図書館やこども園などで、絵本を紹介される機会があるかもしれませんが、個人的には、この「ごぶごぶ ごぼごぼ」はお薦めされる頻度が高い印象です。
この絵本は、福音館書店の「0.1.2.えほん」というシリーズなのですが、同社ホームページによりますと、この「0.1.2.えほん」シリーズで56冊発売されていて、1冊を除き、定価800円(平成30年9月18日現在)とのことです。
ちなみに、わが家にあるものは、2003年発行の第6刷で、定価は571円(税抜き)です。
・・・わりと価格改定されてますね。ま、まぁ、この強気の価格設定も、名作である所以ということでしょうか。
大人は理解できません!
(ネタバレ注意です!)(一応。)
この絵本は
「ぷーーーーん」
で始まって
「しーーーー」
で終わります。
その間、ひたすら
「ぷぷぷ」
とか
「さわさわさわ」
とか、とにかくずっとそんな感じです。
そして、ページの所々に丸い穴が開いていて、前のページや次のページが見えるようになっています。
これは表紙ですが、本文では、赤い丸のところがくり抜かれて、次のページの赤が見えているような感じです。
もしかすると、この音や色や穴の開いている場所は、計算されつくされているのかもしれませんが、その意図するところは、並みの大人では理解不能だと思います。
0歳児の食いつき度、半端ない!
ただ、0歳児の食いつき方たるや、尋常じゃありません。
わが家の長女そそそ(6歳)は、0歳の頃からこちらの「どどどーん」に合わせてジタバタと興奮していましたし、次女ずーずも、2歳になった今でも、何度も「もっかい!」とせがんできます。
やはり、計算されつくされた構成なんだと思います。
絵本は、いつから読んであげればいいのか?
ところで、「絵本って、いったい何歳(何か月)から読んであげればいいの?」という疑問をお持ちの方もおられるかもしれません。
わが家の長女そそそには、生後6か月頃からだったでしょうか、確か寝返りをする前から読んでやっていました。
個人的には、いつから読んでもいいのではないかと思います。つまり、早ければ早いほどいい、という趣旨です。
「生後1か月や2か月の赤ちゃんに絵本を読んで聞かせるなんて、意味がないのでは」と思われるかもしれませんが、赤ちゃんの脳は、とてつもないスピードで色々な情報を吸収していくらしいので、絵本を読み聞かせて、色んな色を見せて、色んな音を聞かせるのに、早すぎることなんてないのではないかと思います(私見です!)。
ただ、大人にとって、絵本を読むことが常に楽しい作業とは限りません。
最初のうちは楽しくても、何度も何度も繰り返し読んでいるうちに飽きてきてしまいますし、子供は、大人の都合なんてお構いなしいつでも「これよんで!」とせがんできます。
それでも、私は、なるべく「これよんで!」は断らないように心がけています。
そうすることによって、子供の心理や成長にどんな影響があるのかなど、詳しいことは分かりませんが、なんとなく、子供との信頼関係を築く上で良さそうだと思ったので、そうしてます。
その成果なのかどうか分かりませんが、長女そそそは、かなりの読書好きに育ち、最近では、よく一人で読書していますし、集中力も高いのではないかと思います。
そして、お姉ちゃん大好きな次女ずーずも、お姉ちゃんのマネをして、絵本が大好きです。
あっ、長くなってしまいましたが、今回は、「ごぶごぶ ごぼごぼ」のご紹介でした。
今宵のおやすみ前は、こちらの1冊でいかがでしょうか。
ではまた!